冬も水分補給が大切です(2024.12.19)

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冬でも水分補給を忘れずに。

冬も夏とは違う意味で水分補給を

「水分補給の量について」。
ずっと加湿器付けてるけど治療院の湿度は37%。
全く持って私の水分補給が追い付いていない~!!
身体から出ていく「水分」(=汗)は目に見えるものだけでなく、わたしたちが感じることなく皮膚や粘膜、呼気から蒸発する水分もある。
運動時のように目に見える「汗」は、有感蒸泄(ゆうかんじょうせつ)と言い、無意識下で蒸発する水分のことを不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と言います。


不感蒸泄の量は、常温安静時(何もしなくても)で成人900㎖程度になります。約1リットルです。割合は、皮膚から約600㎖、呼吸から約300㎖ほど。
という事は、1日の必要水分摂取量は何もしてなくても1リットル摂らなければインアウトのバランスが保てないことになる。


冬は乾燥の季節。特に宮城県では湿った空気が奥羽山脈にぶつかり、空気に含む水分は雪となって降るため乾燥した空気が宮城県内に流れてきます。空気が乾燥していると洗濯物が早く乾くように、皮膚面から更に水分を持って行かれてしまいます。
皮膚の状態が良くないと、更に皮膚から水分が逃げて行ってしまいます。私も何をやってもパサパサ…。皮膚内に水分を入れ込んで閉じ込められても釣り合いが取れない状態。
最近自分に合った保湿剤やクリームなどをアロマの知識を使って作ってみようかと考えています。

鍼灸治療を終えたあと、患者さんには「いつもの倍は水分摂ってくださいね」と伝えていますが、水分補給は夏場だけの問題ではないんですね。
また、今は忘年会シーズン。アルコールは飲んだ量の1.5倍の水分を代謝・分解で要します。

基本的に、口が渇く・喉が渇く感じがあれば水分不足状態と捉えて良いのですが、感じないからと飲まずに済むわけではなく、不感蒸泄があるので1日で1リットルはチミチミと飲むようにしましょう。

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